#325 2026-04-09
5W1H
01 Mineral
白桃と烏龍茶が透ける、バニラと原石の光
5W1H「01 ミネラル」は、冷たい鉱物を思わせる名前に反して、白桃、烏龍茶、バニラが体温を帯びていく香りです。透明な入口から温かい甘さへゆっくり変わり、硬さと柔らかさの差が印象に残ります。
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#325 2026-04-09
5W1H
白桃と烏龍茶が透ける、バニラと原石の光
5W1H「01 ミネラル」は、冷たい鉱物を思わせる名前に反して、白桃、烏龍茶、バニラが体温を帯びていく香りです。透明な入口から温かい甘さへゆっくり変わり、硬さと柔らかさの差が印象に残ります。
#324 2026-04-08
ペンハリガン
冷涼なジンと温かいレザー、公爵の秘密
ペンハリガン「マッチ アド アバウト ザ デューク」は、ジンの冷たさ、クミンローズの温度、ウッディな余韻が同居するポートレートシリーズの香りです。薔薇を甘く整えるのではなく、少し皮肉で男性的な輪郭を持たせています。
#323 2026-04-07
ヴァン クリーフ&アーペル
ウードを白花に包んだ、温かい琥珀色
ウードの荒々しさを削ぎ落とし、洗練された白花でドレスアップした極めて上質なアンバーウッディ。クリーミーなチュベローズとインセンスが調和する、正統派の大人の色気を纏える香りです。
#322 2026-04-06
メゾン フランシス クルジャン
ローズとバニラが描く光り輝く液体のサテン
ウードの獰猛さをローズのジャムとバニラアンバーの甘さで包み込んだエレガントな香り。偶然が生んだ「第4の布」が、ブランド最大のヒット作になりました。
#321 2026-04-05
セリーヌ
冷たい煙とバニラが描く、静かな夜の退廃
セリーヌ「ナイトクラビング」は、タバコ香料を使わずに冷たい煙を思わせる、夜型のためのパウダリーで乾いた香りです。クラブの熱気よりも、夜明け前の空気や服に残った煙の記憶に近い静けさがあります。
#320 2026-04-04
ルイ・ヴィトン
光を放つシトラスと白花が描く都会の夜
ルイ・ヴィトン「シティ オブ スターズ」は、ロサンゼルスの夜とネオンの光を、発光するシトラスと白花で描く香りです。夕暮れから夜へ移る時間のように、果皮の明るさがだんだん柔らかな肌感へ変わります。
#319 2026-04-03
ジュリエット・ハズ・ア・ガン
洋梨と透明なムスクが描く、都会的な洗練
シャキッとしたみずみずしい洋梨の香りから始まり、洗いたてのリネンのような極めて心地よく透明なムスクへと変化する現代的なスキンセント。「株式会社」という堅苦しい名前を果物に冠したブランド特有のユーモアや、他香水と驚くほどの相性を発揮するレイヤリングの魅力について語ります。
#318 2026-04-02
ティツィアーナ・テレンツィ
雪山の空気から白いジャスミン、清潔な素肌へ
アルプスの氷河でのキャンプファイアーをテーマにした、透明感あふれるスキンセント。「酸素」ノートが生み出す高山の冷気から、クリーンなジャスミン、肌に溶け込むムスクへと変化する芸術的な作品です。
#317 2026-04-01
ディプティック
砂漠の陽の下で温められた革のジャーナル
ディプティック「オー リラ」は、創業60周年を記念した、中東文化へのオマージュを持つ植物性レザーの香りです。ラズベリーの明るさと粉っぽいレザーが重なり、旅の埃と果実の艶を同時に感じさせます。
#316 2026-03-31
ブルガリ
冷たく、甘い。都市の深夜に纏う名香
ブルガリ「ブラック」は、スプレー直後のゴムのようなインダストリアルな匂いから、上質なバニラとレザーの甘さへ変化する香りです。矛盾した素材感が魅力で、秋冬の夜に無機質さと官能性を同時に残します。
#315 2026-03-30
ペンハリガン
果実が弾け、レザーで締まる覚醒の香り
ペンハリガン「ヴラ ヴラ ヴルーム」は、果汁のような明るい入口から、レザーと白花の意外な質感へ進むエネルギッシュな香りです。遊び心のある見た目に対して、肌では甘さと人工的な革のニュアンスがはっきり表情を変えます。
#314 2026-03-29
インダルト パリ
999本限定から始まった、究極のバニラ
インダルト パリ「ティオタ」は、純粋なバニラを極めた、引き算のグルマンです。余計な装飾を抑えたクリーミーな甘さがあり、砂糖菓子よりも肌に溶けるバニラの温度として残ります。
#313 2026-03-28
ディオール
ホワイトティーとムスクが生む、極上の清潔感
ディオール「テ カシミア」は、ホワイトティーとムスクが調和する、肌に寄り添うスキンセントです。外へ強く広がる香りではなく、清潔な布と体温の間にある親密な温もりが続きます。
#312 2026-03-27
ヒーリー
水彩画のような透明感を持つウード
アベル「アガーウッド」は、仏教寺院のお香を思わせる荘厳さとクリーンな透明感を同居させたウードの香りです。重厚になりがちな素材を引き算で整え、独学の調香師らしい静かな輪郭を持たせています。
#311 2026-03-26
モンクレール
甘さを剥ぎ取った高山のウッディバニラ
モンクレール「オート モンターニュ」は、冷たさと温かさのコントラストを描く、高山のウッディバニラです。甘さを削ったバニラと原木のような木質が重なり、雪山の空気に置かれた乾いた材木を思わせます。
#310 2026-03-25
バレンシアガ
透明な花々が織りなす万華鏡
バレンシアガ「トゥービーコンファームド」は、白茶とチューリップが直線的に香る、ミニマルなフローラルティーです。未定という名のアイロニーを持ちながら、香りは極限まで削った透明な花の輪郭で構成されています。
#309 2026-03-24
パルル モア ドゥ パルファム
太陽の光を飲む超現実的オレンジ
パルル モア ドゥ パルファム「オレンジ ハイパー エッセンス / X」は、ジンジャーで酸味の感覚を香りに置き換えたシトラスです。オレンジの明るさに微炭酸のような立体感があり、果汁だけではなく舌に残る刺激まで想像させます。
#308 2026-03-23
パルル モア ドゥ パルファム
肌に寄り添う静かな木とミルクのささやき
パルル モア ドゥ パルファム「ミルキー ムスク / 39」は、甘いミルクではなく、乾いた木材とクリーンなムスクが溶け合うウッディムスクです。サンダルウッドの丸みとホワイトムスクが肌に一体化し、ふと動いた時だけ柔らかい木の香りが戻ります。
#307 2026-03-22
ノンフィクション
矛盾が調和するヒノキ風呂の安らぎ
ノンフィクション「フォーレスト」は、柚子の冷たい風とヒノキ風呂の温もりが交差するウッディフローラルムスクです。フランキンセンス、ミネラル感、ローズ、ムスクが朝霧の森の温泉のような安らぎを作ります。
#306 2026-03-21
ノンフィクション
シャンパンにバジルを浮かべた香り
ノンフィクション「フォーゲットミーノット」は、バジルとピンクペッパーが弾けるシャンパンのようなトップから始まるグリーンアンバーです。ガーデニア、グリーンティー、アンバーが続き、刺激的な緑がやがて柔らかな石けんの余韻へ落ち着きます。
#305 2026-03-20
サンタ・マリア・ノヴェッラ
温かさと冷たさの絶妙な共存
サンタ・マリア・ノヴェッラ「ポプリ」は、1221年創業の修道院薬局らしいハーブとスパイスで、甘さを削った浄化の空気を作るオーデコロンです。温かい香辛料と冷たい清涼感が交差し、部屋や心を静かに整えるように残ります。
#304 2026-03-19
ボーントゥスタンドアウト
氷と焦がしキャラメルが共存する矛盾の香り
ボーン トゥ スタンド アウト「メリージェーン」は、凍るようなミントの入口から焦がしキャラメルへ急に変わる、名前の二面性をそのまま香りにした一本です。清楚な靴と大麻のスラングという対比が、冷たさと甘い焦げ感の落差として現れます。
#303 2026-03-18
ソルフェリーノ パリ
光と静寂が宿るウーロン茶
ソルフェリーノ パリ「03 テ オ パレ ロワイヤル」は、ウーロン茶とマテ茶でパリの庭園の静けさを描くティーフレグランスです。青々しさと枯れ感が同時にあり、光の差す午後の茶葉のように穏やかに続きます。
#302 2026-03-17
ドルセー
追伸に隠された静謐な愛の香り
ドルセー「P.S.」は、19世紀の秘密の恋文に着想を得た、ローズオキシドとベチバーの静かな香りです。冷たい薔薇の金属感とアーシーな木質が重なり、追伸に隠した感情のような余白を残します。