エピソード

香水ラジオのエピソードを、動画・音声・記事から探せます。

445件

レリキア

#349 2026-05-03

フィリッポ ソルチネッリ

レリキア

煙と黒い果実が描く、聖遺物の箱

フィリッポ ソルチネッリ「レリクヴィア」は、聖遺物と十字架教会の背景を持つ、UNUMらしい荘厳な香りです。宗教的な静けさと樹脂、煙のニュアンスが重なり、LAVSやアヴィニョンにも通じる硬質な余韻があります。

ローザムンダ

#348 2026-05-02

ラボラトリオ オルファティーボ

ローザムンダ

青いローズリーフから、ウードの祭壇へ

Laboratorio OlfattivoのRosamundaを、公式ノート、調香師Marie Duchêne、ローズ・ウードの文脈、似ている香水との違い、実際の使いどころから整理する回です。

イリス プードゥル

#347 2026-05-01

フレデリック マル

イリス プードゥル

アルデヒドと白いアイリスが描く、氷下の火

Frédéric MalleのIris Poudreを、公式ノート、調香師Pierre Bourdon、フローラル・アルデヒドの文脈、似ている香水との違い、実際の使いどころから整理する回です。

ブラックオーキッド

#346 2026-04-30

トム フォード ビューティ

ブラックオーキッド

トリュフと黒い蘭が描く、甘美な闇

トム フォード「ブラックオーキッド」は、ブラックトリュフ、ブラックオーキッド、パチョリ、チョコレートが重なる濃密なアンバーフローラルです。暗く艶のある甘さと土っぽい影があり、ブランド初期の美学を強く残す香りです。

ノワール デ ノワール

#345 2026-04-29

トム フォード ビューティ

ノワール デ ノワール

黒バラとトリュフが織りなす、甘美な闇

トム フォード「ノワール デ ノワール」は、黒バラとトリュフが織りなす、甘美な闇のアンバーフローラルです。薔薇の艶やかさに土っぽい影とチョコレートのような甘さが重なり、夜に映える濃密な余韻を残します。

チェジュ

#344 2026-04-28

ワンデイ

チェジュ

韓国産ユズの苦みと青葉が描く、澄んだ島の風

ワンデイ「チェジュ」は、韓国産ユズとトマトリーフで、済州島の明るい空気を描くシトラスグリーンです。甘さを抑えた柑橘に葉の青さが重なり、リゾート感よりも洗い立ての緑を感じさせます。

リズヴェリウム

#343 2026-04-27

オルト パリージ

リズヴェリウム

鋭い柑橘と湿った土が告げる、魂の目覚め

オルト パリージ「リズヴェリウム」は、鋭いシトラスと湿った土の深みが交差する、ダーティフレッシュな香りです。第三の眼の覚醒というテーマを、清潔さと不穏さが同居する独特の緊張感で表しています。

ビター スプラッシュ

#342 2026-04-26

ドリス ヴァン ノッテン

ビター スプラッシュ

柑橘とレザーの美しき二面性

ドリス ヴァン ノッテン「ビター スプラッシュ」は、食品加工の残液から香気を抽出する技術を用い、ピンクグレープフルーツとレザーを結びつけた香りです。柑橘の光がただ弾けるのではなく、温かな革へ溶けていくところに個性があります。

苔清水

#341 2026-04-25

パルファン サトリ

苔清水

冷たい湧き水と青葉から、静けさ宿る苔へ

パルファン サトリ「苔清水」は、冷たい湧き水と青葉から、静けさを宿した苔へ進む和のグリーンです。想像上の森と現実の森が重なるような余白があり、香道にも通じる控えめな奥行きがあります。

アンジェリーク ノワール

#340 2026-04-24

ゲラン

アンジェリーク ノワール

強烈な緑と甘美なバニラが織りなす光と影

ゲラン「アンジェリーク ノワール」は、強烈なグリーンの苦みと甘美なバニラが溶け合う、光と影の香りです。名前の黒さとは裏腹にクリーミーで淡い色彩があり、相反する素材が静かな高級感を作ります。

リヴィエール シアム

#339 2026-04-23

メゾン ド ラジー

リヴィエール シアム

オレンジの花とスエードが描く夕暮れ

メゾン ド ラジー「リヴィエール シアム」は、オレンジブロッサムやスエードを通じて、朝の光から夕暮れの静けさへ移る時間を描く香りです。花の明るさに柔らかな革の陰影が重なり、映像のように滑らかに表情が変わります。

ナルシス タイジ

#338 2026-04-22

アトリエ マテリ

ナルシス タイジ

瑞々しい水仙とレザー、光と影の香り

野生の水仙が持つ瑞々しさと、干し草やレザーの温かみが対比するフローラル・ウッディ。東洋哲学の「陰陽」を表現し、自然の力強さと都会的な洗練を同時に身にまとえる知的な香りです。

カプリ フォーゲット ミー ノット

#337 2026-04-21

カルトゥージア

カプリ フォーゲット ミー ノット

シトラスと冷たいミントが描くカプリ島の記憶

「私を忘れないで」という詩的な願いが込められたカプリ島発の香りです。鮮烈なシトラスから冷たいミントと無花果が交錯し、クリーミーなバニラへ溶け合う不思議な変遷を楽しめます。

ポワーヴル・ポメロ

#336 2026-04-20

アトリエ マテリ

ポワーヴル・ポメロ

ビターな柑橘とペッパーの、静かな光と影

アトリエ マテリ「ポワーヴル・ポメロ」は、ティムトペッパーがシトラスとスパイスの両方を担う、甘さを抑えた明るい香りです。ポメロの苦みとペッパーの刺激が、果汁ではなく乾いた果皮のように立ち上がります。

オー ドゥ カシミア

#335 2026-04-19

ゲラン

オー ドゥ カシミア

無垢なムスクが紡ぐ、極上カシミアの温もり

ゲラン「オー ドゥ カシミア」は、衣服にまとい、他の香水と重ねることも想定されたホワイトムスクとアイリスの香りです。香水というより柔らかな布の層に近く、カシミアに残る肌の温度のような親密さがあります。

フォーチュイタス フィンリー

#334 2026-04-18

ペンハリガン

フォーチュイタス フィンリー

ピスタチオとグリーンレザーの秘密の情熱

ペンハリガン「フォーチュイタス フィンリー」は、抹茶とソルティーピスタチオから、しなやかなスエードへ移る個性的な香りです。英国邸宅の庭師という物語を背景に、青さ、塩気、柔らかな革が静かに交差します。

ラ テュリップ

#333 2026-04-17

バイレード

ラ テュリップ

朝露のグリーンと洗いたてのリネンの清潔感

バイレード「ラ テュリップ」は、ルバーブ、シクラメン、フリージアで、香りを持たないチューリップの生命感を立体化した香りです。朝露のグリーン感から洗い立てのリネンのような清潔な余韻へ移ります。

ウッディ パーフェクト

#332 2026-04-16

パルル モア ドゥ パルファム

ウッディ パーフェクト

乾いたコーヒーとレザーの、静かな反骨精神

パルル モア ドゥ パルファム「ウッディ パーフェクト」は、コーヒー、ベチバー、レザーの3つのノートで構成されたミニマルな香りです。バイカー用レザージャケットのような乾いた質感に、巨匠の執念を感じる精密さがあります。

シダー ウッドペッカー

#331 2026-04-15

パルル モア ドゥ パルファム

シダー ウッドペッカー

静寂なシダーとアイリス、引き算の美学

パルル モア ドゥ パルファム「シダー ウッドペッカー」は、純粋なシダーとまろやかなアイリスで構成された静かなウッディです。無駄を削った処方が、乾いた木片と柔らかな粉感の間にある引き算の美しさを際立たせます。

ジ イニミタブル ウィリアム ペンハリガン

#330 2026-04-14

ペンハリガン

ジ イニミタブル ウィリアム ペンハリガン

ベチバーの霞が包む、穏やかな気品

ペンハリガン「ジ イニミタブル ウィリアム ペンハリガン」は、創業者を主役にした物語性の強いウッディです。ベチバーとサンダルウッドのクリーミーな調和があり、架空の肖像の中に実在の人物の品格を重ねています。

リフレクション マン

#329 2026-04-13

アムアージュ

リフレクション マン

鋭い清涼感と白花の、鏡のような二重性

アムアージュ「リフレクション マン」は、鋭い清涼感から白花とクリーンな木質へ進む、透明なフローラルウッディです。中東的な重厚さをあえて軽やかに転じ、鏡のような二重性と品のある明るさを残します。

ローズブレイズ

#328 2026-04-12

ドルセー

ローズブレイズ

ローズとアイリスが熱に溶ける、恋の残り火

ドルセー「ローズブレイズ」は、ピーチの閃光からローズとアイリスが溶け合う、情熱的なフローラルアンバーです。創業者の恋文に由来する物語性を背景に、甘い熱と粉感のある花が強い余韻を作ります。

ファーレンハイト

#327 2026-04-11

ディオール

ファーレンハイト

冷たいシトラスから熱きレザーの炎へ

ディオール「ファーレンハイト」は、冷たいシトラスから温かいレザーへ劇的に移るメンズフレグランスの名香です。極端な温度差とガソリンのような独特のニュアンスが、他にはない記憶性を生んでいます。

クルーエル ガーデニア

#326 2026-04-10

ゲラン

クルーエル ガーデニア

肌に溶ける白花とムスクの残酷な罠

ゲラン「クルーエル ガーデニア」は、抽出できないガーデニアを、ムスクや白い花々で再構築したスキンフローラルです。強い花の主張ではなく、優しすぎるほど淡い粉感と肌なじみが、名前の「残酷さ」を静かに支えます。