アクロ
2018年にロンドンで始まった香水ブランド。日常の欲望や習慣を、率直で輪郭の強い香りに変えます。
United Kingdom
アクロについて
アクロは、コーヒー、煙草、チョコレート、夜遊びといった日常の「やめられないもの」を香水にするロンドン発のブランドです。題材は大胆ですが、香りは一つの欲望がすぐ伝わるよう明快に組み立てられています。
ブランドの歴史
ブランドの発想は、アナイス・クレスプが暮らしたロンドンのラドブローク・グローブで生まれました。パブのウイスキーと革、コーヒー店、炭火、街に漂う煙を香水にできないかと考え、父で調香師のオリヴィエ・クレスプ、ジャック・ミスケリーとともに2018年に始動。最初の6作から、親子の対話を軸にコレクションを広げています。
フィロソフィーと特徴
中心にあるのは、立派な物語よりも身近な衝動を正面から扱う姿勢です。オリヴィエは少ない要素で対象をはっきり描く調香を得意とし、アナイスはロンドンの空気と視覚的な方向性を持ち込みます。そのため、食べ物や煙を写実的に見せながら、単なる再現で終わらない乾きや苦味、肌へのなじみが残ります。
代表的な香水
アウェイクは濃いコーヒーとカルダモンの熱、スモークは煙草を吸う一連の感覚、ダークはチョコレートの甘さと苦味を題材にした初期作です。インクやベイクでは、タトゥーとレモン菓子というさらに異なる欲望を、同じ率直さで香りにしています。

