モルト

ウイスキーの温もりに海藻の塩気と革の深さを重ね、ロンドンのパブの夜を描く香り。

アクロ

調香師: オリヴィエ・クレスプ

モルト 100mL ボトル

モルトの出発点は、ロンドンのパブやバーで働いていたアナイス・クレスプが親しんだウイスキーの香り。氷に注がれた酒のスモーキーな気配や、夜が深まりビールから蒸留酒へ変わる瞬間を、一つの香りとして描いている。仏語の物語には革張りの椅子も登場する。

トップはウイスキー、ハートは海藻、ベースはレザーとパチョリ。甘い酒の温もりに、海辺を思わせる青い塩気と革の落ち着きが重なる。樽のような陰影を楽しむ構成で、果実の明るさを中心にしたカクテルの香りとは違う表情を持つ。

夜の読書や、革の小物を身につけて出かける日に。甘い酒の香りだけでなく、海藻やパチョリの複雑さにも惹かれる人へ向く。2018年にオリヴィエ・クレスプが手がけたオードパルファムで、100mLの透明な丸肩ボトルに黒い円筒キャップを合わせている。

香りの構成