インフューズは、細部まで気を配って茶をいれるアジアの茶文化に着想を得た作品。ウーロン茶の深い香りと苦み、ひと息つく時間の静けさを香りに移している。甘いミルクティーの方向ではなく、植物の青さや乾いた木の印象から茶の豊かさを描く。
ベルガモットがトップを明るく開き、ハートのマテとオスマンサスが青い葉の苦みと柔らかな花の印象を添える。アンブロックスとベチバーのベースが乾いた深さを作り、柑橘と植物の香りを落ち着いた木の質感へつなぐ。
仕事の合間の休憩や、静かな喫茶の時間に合わせたい香り。甘さを控えた茶の印象に、花と木の奥行きも求める人へ向く。オリヴィエ・クレスプが手がけた2024年のオードパルファムで、掲載の100mLボトルでは透明なガラスを通して黄色い液体が見える。




