エピソード

香水ラジオのエピソードを、動画・音声・記事から探せます。

445件

ベチバー

#205 2025-12-10

ゲラン

ベチバー

シトラスと土の香りが描く、蒼い大地の吐息

ゲラン「ベチバー」は、シトラスの明るい立ち上がりから、タバコや土を思わせるベチバーへ沈む、メンズ香水の基準点のような一本です。大地の荒さと都会的な清潔感が同時にあり、春夏のビジネスシーンにも合う凛とした香りです。

イブニンググロー

#204 2025-12-09

タンバリンズ

イブニンググロー

新鮮なディルと薔薇が描く、夕陽の記憶

タンバリンズ「イブニンググロー」は、夕陽に染まる白い薔薇を、レモンやディルの青さ、ラズベリーの赤み、土を思わせるベースで描くローズフレグランスです。軽やかな甘酸っぱさだけで終わらず、夕暮れの空気のような湿度と余韻が残ります。

インペリアル エメラルド

#203 2025-12-08

ザ マーチャント オブ ヴェニス

インペリアル エメラルド

白花と琥珀が描く、気高き孔雀の煌めき

ザ マーチャント オブ ヴェニス「インペリアル エメラルド」は、孔雀の羽を思わせる華やかさを、シトラス、白花、アンバーで壮麗に広げるフローラルアンバーです。チュベローズやジャスミンの密度に温かな琥珀色の余韻が重なり、夜の装いに映える装飾的な香りです。

ローズ オブ ノー マンズ ランド

#202 2025-12-07

バイレード

ローズ オブ ノー マンズ ランド

知的なスパイスと純粋な薔薇

バイレード「ローズ オブ ノー マンズ ランド」は、ピンクペッパーの透明な刺激から、トルコローズとアンバーの柔らかな温度へ進むスパイシーローズです。戦地の看護師に捧げられた名の背景を持ち、甘い薔薇ではなく、静かな強さと清潔な余韻をまとう香りです。

ラプソディ

#201 2025-12-06

ルイ・ヴィトン

ラプソディ

眩い花々とマテが描く光と大地のシプレ

ルイ・ヴィトン「ラプソディ」は、ジャスミンやホワイトフローラルの眩しさに、マテ茶やベチバーの大地の影を差し込むシプレ調の香りです。ピラミッド型の時間変化よりも、光と土のコントラストが一度に立ち上がるような、建築的な存在感があります。

カレーシュ

#200 2025-12-05

エルメス

カレーシュ

アルデヒドと花々が描く、甘さなき気高さ

エルメス「カレーシュ」は、アルデヒドのきらめき、端正な花々、森やレザーを思わせる奥行きで、馬車の名にふさわしい気高さを描く香りです。甘さに寄りかからず、輪郭のあるフローラルとして、装いを整えるような古典的な洗練を感じさせます。

ユズキ

#199 2025-12-04

エディット

ユズキ

ユズとウッディが織りなす、朝の光

エディット「ユズキ」は、天然ゆずの力強さと深いウッディが交差するシトラスアロマティックです。鮮やかな果皮の明るさの奥に、朱肉ブランドの記憶を思わせる落ち着いた芳香が残ります。

ファースト

#198 2025-12-03

ヴァン クリーフ&アーペル

ファースト

アルデヒドと花々が宿す、夜の宝石

ヴァン クリーフ&アーペル「ファースト」は、アルデヒドの冷たい輝きと重層的な花々が響く、ハイジュエリー由来のフローラルです。出かける前の最後の宝石のように、華やかさとクラシックな気品を肌に残します。

ヒョウゲ

#197 2025-12-02

パルファン サトリ

ヒョウゲ

抹茶の苦味が宿す、茶室の静けさ

エディット「ヒョウゲ」は、16世紀の茶人・古田織部の前衛的な美学から生まれた、甘さのない抹茶の香りです。読書や瞑想に似合う静けさがあり、茶の苦みと余白がパーソナルな空間を整えます。

アリュール

#196 2025-12-01

シャネル

アリュール

シトロンとバニラが溶け合う、光のプリズム

トップ・ミドル・ラストではなく、6つの香りが同時に立ち上がる「シンクロノート」という画期的な構造を持った名香。纏う人の肌質や体温によって香りの比率が変わり、あなただけの個性を引き出します。

ディオール オム コロン

#195 2025-11-30

ディオール

ディオール オム コロン

シトラスとムスクがほどける、光のシャツ

シャネル「1957」は、アルデヒド、ホワイトムスク、シトラスで引き算のエレガンスを描くムスキーな香りです。氷のように冷たい透明感が、時間とともに洗いざらしの白シャツの温もりへ変わります。

オー・ダドリアン

#194 2025-11-29

グタール

オー・ダドリアン

レモンとサイプレスが描く、陽光の一瞬

グタール「オー・ダドリアン」は、レモンとサイプレスを軸に、陽光の一瞬を切り取るようなシトラスの名香です。長く居座る香りではなく、スプレー直後の鮮やかな光と、消えていく潔さに美しさがあります。

スケルツォ

#193 2025-11-28

ミラー ハリス

スケルツォ

牡丹とウードが舞う、色彩と光の万華鏡

ミラー ハリス「スケルツォ」は、牡丹、ローズ、ウード、砂糖のような甘さが光と色彩を作る香りです。小説の一節から生まれた多層的なフローラルで、花の明るさに木質の深い影が重なります。

ジェントルナイト

#192 2025-11-27

ノンフィクション

ジェントルナイト

スエードとイチジクが溶け合う、優しい夜

ノンフィクション「ジェントルナイト」は、グリーンティーからスエードとイチジクの甘さへ移る、優しい夜の香りです。昼の清潔感がだんだん柔らかな革と果実へ傾き、肌の近くに穏やかな温度を残します。

ノッテテンポ

#191 2025-11-26

ドットール・ヴラニエス

ノッテテンポ

深いチェリーとラムが溶ける、真夜中の静寂

ドットール・ヴラニエス「ノッテテンポ」は、ダークチェリー、ラム、オークウッドが真夜中の静寂に溶ける香りです。ジューシーな酸味と酒の温度、乾いた木質が重なり、夢と現実の境目のような濃い余韻を残します。

イル オ テ

#190 2025-11-25

グタール

イル オ テ

マンダリンと茶葉が運ぶ、済州島の海

静寂な季節の済州島を吹き抜ける風に感銘を受けて誕生した、安らぎのティーフレグランス。ジューシーなマンダリンから、オスマンサスの甘みを帯びた茶葉への変化を通じて、日常に心地よい風を取り入れます。

侘助

#189 2025-11-24

パルファン サトリ

侘助

ローズと墨の冷気が織りなす、夜明けの静けさ

調香師が15年という歳月をかけて到達した、「自分なりの侘び」を香りで表現した内省的な作品。冷たいダバナの立ち上がりから始まり、静寂の中に咲く墨染めの薔薇へと移ろう、ネオ・ジャパニーズ・シプレーです。

サンタルクリーム

#188 2025-11-23

ノンフィクション

サンタルクリーム

無花果とサンダルウッドが溶ける、光の午後

ノンフィクション「サンタルクリーム」は、サンダルウッドの重厚感を削ぎ落とし、フィグのミルキーさと柔らかなムスクで日常に寄せた香りです。冷たいスパイスの入口から温かな木肌へ変わり、親しみやすいクリームのような余韻が残ります。

モン パリ

#187 2025-11-22

イヴ・サンローラン

モン パリ

赤い果実とダチュラが誘う、恋のめまい

ディプティック「オー デ サンス」のような明るさとは異なり、ダチュラを中心にしたこのホワイトシプレーは夜の花のめまいを描きます。甘酸っぱい果実から官能的な白花へ変わり、恋の不安定さを帯びた余韻を残します。

ネロリ・ポルトフィーノ

#186 2025-11-21

トム フォード ビューティ

ネロリ・ポルトフィーノ

弾ける柑橘と白花が織りなす、透明な海風

トム フォード「ネロリ・ポルトフィーノ」は、弾けるシトラスとふくよかな白花でイタリアの海辺を描く香りです。短く鮮やかに香る設計が、リゾートの光と風をそのまま肌に置くような贅沢さにつながっています。

べ 19

#185 2025-11-20

ル ラボ

べ 19

ジュニパーとパチョリが宿す、雨の記憶

ル ラボ「べ 19」は、雨が乾いた地面に落ちたときのペトリコールを、ジュニパー、パチョリ、オゾンのような湿度で表現する香りです。華やかさよりも雨上がりの静寂が中心で、内側へ沈む時間に似合うコンセプチュアルな一本です。

ネロリ ウートルノワ

#184 2025-11-19

ゲラン

ネロリ ウートルノワ

ネロリと茶が描く、光と影の深い時間

ゲラン「ネロリ ウートルノワ」は、純白のネロリとスモークティーの暗さをぶつけた、光と影の香りです。明るい花の清潔感が紅茶と煙の奥行きへ沈み、黒を帯びた静かな気品が残ります。

オー デ メルヴェイユ

#183 2025-11-18

エルメス

オー デ メルヴェイユ

塩気のあるオレンジが宿す白昼の星空

エルメス「オー デ メルヴェイユ」は、花を使わずに、塩気、オレンジ、樹脂、ウッドで女性らしさを反転させたウッディアンバーです。明るい果皮と深い樹脂が入れ替わるように動き、きらめきと乾いた温度が同時に残ります。

ロンブル デ メルヴェイユ

#182 2025-11-17

エルメス

ロンブル デ メルヴェイユ

ブラックティーとお香が描く光と影の静寂

エルメス「ロンブル デ メルヴェイユ」は、ブラックティーの渋みとインセンスの煙を重ね、光と影の静けさを描く香りです。甘さで包むのではなく、乾いた茶葉と煙の間に薄い温度が残り、秋の夜に似合う落ち着きがあります。