ラリック

1885年にパリで始まったフランスのメゾン。ガラス工芸の歴史を、香りとボトルの双方に受け継ぎます。

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ラリック

ラリックについて

ラリックは、宝飾、ガラス、クリスタル、香水を横断するフランスのメゾンです。香水では中身と容器を別々に考えず、香りの印象をボトルの造形まで含めて見せる姿勢が受け継がれています。

ブランドの歴史

ルネ・ラリックは1885年にパリで自身の工房を構え、アール・ヌーヴォーの宝飾家として名を高めました。1907年にフランソワ・コティとの協働を始め、美しい香水瓶をより広く届ける製造の道を開拓。孫のマリー=クロード・ラリックが1992年に初の名を冠した香水ラリック ドゥ ラリックを発売し、ボトルを作るメゾンから自ら香りを発表するメゾンへ歩みを進めました。

フィロソフィーと特徴

ラリックの核は、光を受ける素材と自然のモチーフです。植物、動物、女性像をガラスへ刻んできた装飾感覚が、香水瓶のレリーフ、色、重さにも表れます。一方で香りは装飾一辺倒ではなく、透明な花から乾いた木、暗いベチバーまで幅があり、容器の美しさと日常で使える構成を両立させています。

代表的な香水

ラリック ドゥ ラリックは、メゾンが自ら送り出した香水の出発点です。アンクル ノワールは1913年のインク壺を思わせる黒いボトルに、サイプレスと二種のベチバーを収めた現代の代表作。アメジストは、ルネ・ラリックのブラックベリー装飾を手掛かりに果実と花を描いています。

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