明るい青からインクのような深い青へ、水の中で色が広がる様子を香りへ移したアンクル インディゴ。ルネ・ラリックがガラスに与えた光や動きを手掛かりに、アニック・メナードが鮮やかな柑橘とスパイス、落ち着いた木の対比をつくった。2023年に登場したオードパルファム。
カラブリア産ベルガモットの明るさに、ジュニパーベリーの芳香とピンクペッパーが弾む。ハートでは、マダガスカル産ベイの葉の温もりにサフランを添え、韓国のジュクロ紅茶が涼しさと蜂蜜やカカオを思わせる表情を重ねる。マダガスカル産ベチバーの煙や土を感じさせる木の香りを、パチョリとアンバーグリスのアコードが支え、奥行きのある余韻へとつなぐ。
爽やかな入口に、紅茶や乾いた木の落ち着きも欲しい日に。仕事の合間や、涼しい風の中を歩く時間に試してみたい。100mLの角形ボトルは、1913年の「ビッシュ」のインク壺を着想にしている。黒からインディゴへ移るガラス、艶のある木製キャップ、底に刻まれたラリックの名が、インクと光の主題を映している。








