ベルベット プラム

スエードとカシミアの手触りを着想に、カシュメランへオリス、チュベローズ、オスマンサスを重ねます。パウダリーな花と木に、柔らかな甘さを添える香り。

ラリック

調香師: ヴァレリー・ガルヌック=メンツェル

ベルベット プラム 100mL ボトル

ベルベット プラムは、柔らかなスエードのジャケットや、プラム色のカシミアのショールを身につける感触を思い描いた香り。ヴァレリー・ガルヌック=メンツェルが手がけた、2019年のオードパルファムだ。カシュメランの、ムスクや陽の当たる木を思わせる表情に、花とパウダリーな柔らかさを合わせて、布をまとった時の豊かな質感へとつなげている。

マンダリンエッセンスとピンクペッパーが、明るさとスパイスの輪郭をつくる。ハートはオリスとチュベローズアブソリュート、ベースはパチョリとカシュメランの構成。ヘリオトロープの甘さと、アプリコットを思わせるオスマンサスの花の表情も重なり、粉っぽい花と滑らかな木の間に柔らかさを添える。果実の名前を持ちながら、花と木、布の手触りを中心に楽しめる香りだ。

肌寒い日に柔らかなニットを着る時間や、落ち着いた照明の下で過ごす夕方に試してみたい。100mLのボトルは、段状のガラスに淡い紫褐色の表情を持たせ、白いキャップと金色の首元を合わせた姿。脇に下がる黄色い紐と小さな金属の飾りが、柔らかな色の中で明るいアクセントになる。

香りの構成