ヴァニナ・ムラシオル

パリで活動する独立調香師です。コルシカの風景や音楽、古い香水の記憶を手がかりに、ジョヴォワなどの香水を手がけています。

France

ヴァニナ・ムラシオルのポートレート

ヴァニナ・ムラシオルについて

パリを拠点に活動する独立調香師です。コルシカ島の香りの記憶や音楽、古い香水への関心を創作につなげ、ジョヴォワやリュバンなどのブランドと協働しています。

経歴

化学を学び、ヴェルサイユの調香学校ISIPCAを卒業しました。ミラノとグラースのMANEで経験を積み、パリではジャン・パトゥの調香師のもとで働きました。2012年に独立し、パリ左岸にアトリエを開いて、幅広いブランドとの共同制作を始めました。

創作スタイルと哲学

父の故郷であるコルシカの低木林、シストやミルト、イモーテルの香りが、幼少期の記憶に残っています。香りを色として思い浮かべたり、ピアノの音の組み合わせに重ねて考えたりしながら、依頼主の体験を香りに移します。古い調香書や往年の香水からも着想を得て、その構造を現代の素材で捉え直しています。

代表作

  • 『ファイア アット ウィル』— バニラとミモザに、砂糖を思わせる甘さを重ねたジョヴォワの作品です。
  • 『ラール ドゥ ラ ゲール』— ルバーブやラベンダー、レザーを組み合わせた、ジョヴォワのフゼア調の香りです。

手がけた香水