「アクア メモラビリス」は、クレメンタインを軸にした柑橘とウッディの香りです。調香師のヴァニナ・ムラシオルは、イタリア産クレメンタインの繊細さと丸みで幕を開け、スパイスの効いた温かいハートを経て、たっぷりのシダーへ向かう構成だと語っています。
トップにはクレメンタイン、グレープフルーツ、ピンクペッパー、ビターオレンジが並びます。果肉と皮のあいだにあるクレメンタインに、ほろ苦い青さが差して始まります。ハートでは再びクレメンタインが現れ、ブラックペッパーとスミレがその果実感を薄く覆います。
ベースはシダーウッド、アンバーグリス、ムスク、ベチバー、サンダルウッドです。シダーが大きく前に出て、ベチバーは控えめに寄り添い、クリーミーなサンダルウッドが角を丸めます。その下をアンバー調の木の層が支えます。
ムラシオルは、ラズベリーとオークモスがこの香りに弾むような輝きを添えると述べ、全体を火山のようなアコードと呼んでいます。柑橘の明るさから重い木の量感まで一本で行き来します。












