トマトリーフ
トマトの葉や茎を折った瞬間の、青さ、樹液、土、ほのかな苦みを再現する、鮮烈で生々しいグリーンノートです。
グリーン
トマトリーフについて
トマトリーフは、果実ではなく、葉や茎をこすった瞬間に立つ青い匂いを再現するアコードです。葉から香料を大量に採るのではなく、cis-3-ヘキセナールやcis-3-ヘキセノールなどのグリーンな成分に、テルペンや微量の硫黄系の印象を組み合わせて作ります。
香りの特徴
**折れた茎の樹液**を思わせる鋭い青さが中心で、湿った土、葉の産毛、ほのかな苦みや金属感もあります。ミントほど冷たくなく、バジルより生々しく、ガルバナムより樹脂感が少ないため、温かな菜園の空気を立体的に感じさせます。
香水での使われ方
トップからミドルで、グリーン、シトラス、フィグ、ハーブ、フローラルの構成に鮮度と野性味を加えます。甘い果実や花へ少量入れると、切った茎や屋外の空気が生まれ、ベチバー、木、ムスクと合わせると土や葉の影が長く残ります。
豆知識
葉が傷ついたときに生じるC6系のアルデヒドやアルコールは、多くの植物が放つ「青葉の匂い」に関わります。トマトらしさは一成分ではなく、青さ、テルペン、土、微かな硫黄感の比率から生まれます。








