カシスの芽
カシスの芽から得られる香料です。果実の印象に、鋭い青さと硫黄を思わせる個性が重なります。
グリーン
カシスの芽について
カシスの芽は、スグリ科のリベス・ニグルムの芽を原料とする香料です。果実や葉とは、採る部分も香りの表情も異なります。フランスのブルゴーニュなどで冬に収穫され、揮発性溶剤で抽出した後、アルコールで精製してアブソリュートを得ます。
香りの特徴
瑞々しい果実の印象と、はっきりした青さが重なる香りです。硫黄を思わせる鋭い個性もあり、甘いベリーだけの香りにはない輪郭を作ります。ミントやローズへ通じる側面も持ち、果実の甘さと植物の青さが同時に感じられます。少しのアクセントでも、花や果実の表情を変えられる素材です。
香水での使われ方
赤い果実を思わせるアコードや、ローズなどの花に、瑞々しさと青さを添えるために使われます。トップへ明るさを加え、中心部で果実と葉の印象をつなぐ役割もあります。ヴァイオレットや青いガーデニアを表す構成にも用いられます。果実のカシスと区別して芽を選ぶことで、植物らしい鋭い表情を取り入れられます。
