シプレショット
SEPIAコレクションの幕開けを飾る、ベルトラン・デュショフールのエクストレ。再解釈したオークモスのシプレに、コーヒーとブラックペッパー、ピオニーが重なる。
調香師: ベルトラン・ドゥショフール
SEPIAは、オルファクティブ ストゥディオが「オートパフューマリーへの第一歩」と掲げたコレクションで、エクストレ ド パルファンの三部作から始まった。「シプレショット」はそのひとつ。調香は、同ブランドのウッディ ムードも手がけたベルトラン・デュショフール。三作それぞれの着想源には、イギリス生まれの環境アーティストで、彫刻家・写真家でもあるマーティン・ヒルの写真がある。
この香りの形容は「ダークで原始的」。オークモスのアコードを再解釈した力強いシプレを軸に、パチュリ、ピオニー、ブラックペッパー、コーヒーを遊び心のある組み合わせで重ねる。マケドニア産オークモスの湿った苔とラブダナムの暗い樹脂に、焙煎したコーヒーの苦みと紅茶の渋み、胡椒の鋭さが入りこみ、透明なピオニーのアコードがその間に花の気配を差す。カルダモンとサフラン、ベルガモットの冒頭は、この重い骨格に光を通す。










