ラ ヴォーリア ダマーレが描くのは、日が落ちた後の海辺を歩き、遠くの車の気配を感じる夏の夜。日焼け後のクリームの匂いと、近くで舗装された道のタールの匂いが、月の光の下で混じる情景を香りへ結びつけている。
主題はオークモス、ムスク、アンバー。対主題にはココナッツクリームとアイリスの根茎、コーダには松のタールとタンジェリンがある。クリーミーな甘さと粉を思わせる花の質感に、木とタールの暗い輪郭、柑橘の明るさが並ぶ。
柔らかなクリームの印象と、木やタールの異なる質感を楽しみたい時に。50mLの横長の透明なボトルには、淡い虹色を帯びたラベルと黒い作品名の文字がある。黒い布で包んだ大きなキャップが、柔らかな塊のように肩を覆っている。






