蜂蜜の菓子や果実のタルトが並ぶ、華やかな宴。ケヴィン・マティスによるカスピアン チェリーは、古代ローマの食卓を現代のデザートのように想像した香りだ。2024年に登場。熟した暗いチェリーを、甘さだけに寄せず、酸味やほろ苦さと釣り合わせることを制作の軸にしている。
アマレット、ブラックチェリー、ダークチョコレートから、シナモン、ベチバー、蜂蜜、ココナッツ、コーヒーへ。ナッツを思わせるお酒の甘さに、スパイスとローストの温もりが重なる。パチョリ、サンダルウッド、ホワイトチョコレート、トンカビーンが、果実をクリーミーな木の中へ包み込み、ほろ苦さを残す。
調香師が挙げるのは、温かくくつろぎたい秋の夜。甘い果実と木をゆっくり楽しむ時間に。100mLはオレンジ色のガラスに、ローズゴールド色のキャップや肩を合わせたボトル。鷲と作品名を配した同色のメダリオンに、絡み合う線の模様が巡っている。











