ケヴィン・マティス

CPLアロマズのドバイ拠点で活動するシニア パフューマーです。木やレザー、ベチバーの複雑な表情を好み、記憶や情景を起点に、質感のある香りを組み立てています。

ケヴィン・マティス。公式の調香師紹介写真。

ケヴィン・マティスについて

ケヴィン・マティスは、CPLアロマズのドバイ拠点で活動するシニア パフューマーです。フランスの田園で育ち、子どものころからコロンを混ぜる遊びを通して香りに親しみました。香水を感情や記憶とつながるものとして捉え、作品を身につける人の生活に関われることに、仕事の喜びを見いだしています。

経歴

モンペリエで学んだ後、イギリスでフレーバーの仕事を経験し、ライプツィヒのベル フレーバーズ アンド フレグランシズで調香を学びました。セバスティアン・ロイターらの指導を受け、その後、別の香料会社での経験を経てCPLアロマズへ。現在はドバイから、ファインフレグランスの制作に携わっています。

創作スタイルと哲学

制作では、名前や言葉、頭の中の一枚の絵から始めることが多いと語っています。ベチバー、レザー、木、アンバーのように、複数の面を持つ素材を好み、その対比から質感を生み出します。スケッチ、自然、泳ぐことやハイキングも発想源。素材を知るだけでなく、香水の歴史や文化を学ぶことを、言葉を身につける過程になぞらえています。

代表作

  • 『パチョリ オブ ジ アンダーワールド』(ELECTIMUSS): 暗いパチョリを、レザーや木、樹脂で描いた作品。
  • 『カスピアン チェリー』(ELECTIMUSS): ローマの宴のデザートから着想した、チェリーを中心とする香り。
  • 『カジャル IV』(カジャル): 土地の記憶やデーツ、花、木の対比を重ねた作品。

手がけた香水