ボワ オリアンタル&イラン

マルティニークで出会ったイランイランの濃い花香を、アトラスシダーの硬さで支える。

ソンボン

調香師: カリーヌ・ヴァンション・スペナー

ソンボン ボワ オリアンタル&イラン 100mL ボトル

調香師カリーヌ・ヴァンションがこの香りの起点に置いたのは、マルティニークで初めてイランイランの花に出会った記憶です。見た目は繊細な白い花なのに、香りは濃厚で、人を酔わせ、どこか動物的な厚みまで帯びている。その意外さが作品全体の主題になっています。

最初はサフラン、ナツメグ、カルダモン、ダバナ。乾いたスパイスの粒立ちに、ダバナの干した果実のような甘さがわずかに混じります。中心ではチュベローズとイランイランが白い花のとろりとした厚みを広げ、ラブダナムとインセンスが樹脂と煙の気配で花の甘さを引き締めます。

ベースはパピルス、アトラスシダー、トルーバルサム、パチュリ。調香師はイランイランの「静かな強さ」に、アップサイクルしたアトラスシダーの「荒々しい力」を合わせたと語っています。花のなめらかさと乾いた木の香りが最後まで続きます。

香りの構成