アイザック・シンクレア

ニュージーランド出身の調香師です。アベルとの協働では海藻や再利用素材の個性を生かし、2026年からIFFのフランス拠点で活動しています。

New Zealand

アイザック・シンクレアのポートレート

アイザック・シンクレアについて

ニュージーランド北島の海岸で育った調香師です。ブラジルでの長い活動を経てフランスへ戻り、2026年7月にシムライズからIFFへ移りました。

経歴

香水販売の仕事をしながら調香師を志し、香水評論家マイケル・エドワーズとの出会いをきっかけに渡仏しました。ドラゴコの支援でミラノのウニヴェルシタ・デッリマジーネで五感を学び、パリで調香研修を受け、フランソワーズ・マラン、ベルナール・エレナ、モーリス・ルーセルらに学びました。半年の予定だったブラジル赴任は10年以上に及び、ナチュラやオ・ボチカリオの香水を手がけた後、2023年にパリへ戻りました。

創作スタイルと哲学

素材の意外な表情を引き出すうえで、依頼主との対話を大切にしています。海藻や、蒸留後に残る水から香りを回収したクローブ素材などを使い、試作を重ねながら香りの個性を探ります。素材を大胆に使う発想を、共同制作の相手が後押しすることもあります。

代表作

  • 『シアン ノリ』— 海藻の塩気と甘さが交差する、アベルのアクアティックな香りです。
  • 『ザ マインド ヴァクシン』— RVDKとサル プリヴェの協働から生まれた、再利用クローブ素材を用いる作品です。

手がけた香水