ファッションブランドのティビとの協業作。アベルは、その服が持つ奥行きや複雑さ、際立った個性を、香料で表そうとしました。甘さよりも、苦みと青さを楽しむウッディの香りです。
アイザック・シンクレアが軸にしたのは、ティムットペッパー、グレープフルーツ、ベチバー。どれも個性的でありながら、ほろ苦い爽やかさを共有する素材です。マテ茶と、胡椒のような表情を持つコパイババルサムが、その組み合わせに深みを加えます。
明るいティムットペッパーとオレンジの香りから、青いマテ茶へ。ベチバーの土っぽく樹脂を帯びた深みに、シダーウッドの乾いた木の感触が重なります。柑橘の軽やかさを保ちながら、葉や木のほろ苦さが続く構成です。






