シルフィウムは、古代地中海世界で珍重され、やがて失われた香草を香りで想像し直す作品です。ストラ スクガンは、残された記述と近縁と考えられる植物を手掛かりに、複数の香料でシルフィウムの印象を組み立てました。その植物を実際に抽出した香水という意味ではありません。オーレ・ヘメンドルフとトーマス・ヘンペルが調香し、2017年に発売されました。
中心となる香草のアコードへ、シナモン、ブラックペッパー、ジンジャー、クローブが乾いた辛さと温かさを加えます。ゼラニウムの青い花の感触とタバコの乾きが、スパイスの表情を広げます。フランキンセンス、シスタス、ミルラの樹脂に、シダーとレザーを合わせた背景は、古い香料や乾いた木の道具を連想させます。
植物の図柄をあしらった30mLの透明ボトルに、黄緑と黒が流れる球形キャップが載っています。涼しい日に香草と樹脂の温かさを楽しむときや、花の甘さよりも乾いたスパイスを選びたい場面に、特徴を感じ取りやすい構成です。











