トバックの公式ページには、1967年にスウェーデンのヴェステロースで撮られた写真が添えられています。祖父マーティンのアパートで、マヤの姉アネットと祖父が並んでいます。マーティンはボイラーの火を焚く火夫として働き、良心的兵役拒否者で、人道を重んじる人でした。この香水は、家族のなかでもとりわけ優しかったその人に捧げられています。
香りの中心はタバコの葉です。乾いた葉の甘さに煙たさが重なり、ベチバーの土っぽさにシナモンの温かさが重なります。暗さと鋭さを持ちながら、どこか気持ちを落ち着かせるところがある、とブランドは説明しています。
土台にはアニマリックなムスクとレザーが置かれています。ムスクのぬくもりとレザーの乾きが、煙の奥に残ります。公式の主要ノートには、干し草やバニラに似た甘さを持つトンカも挙がっています。





