ウィンター イン マナスル

ペパーミントとスターアニスの冷たい刺激から、パインニードル、サイプレスの針葉樹、そしてヒマラヤン シダーウッドとサンダルウッドの乾いた木へ。雪の山の澄んだ空気を、アンブレットシードの柔らかなムスクが包みます。

ヒマ ジョモ

調香師: デルフィーヌ ティエリー

ウィンター イン マナスル 50mL ボトル

ウィンター イン マナスルは、ネパールのマナスルの雪景色に着想を得た香りだ。高地の風や針葉樹の清々しさを、ハーブと木の組み合わせで描く。

ペパーミントが最初に立つ。冷たく澄んだ薄荷の香りに、バジルの青さとスターアニスの甘いスパイスが重なる。三者は別々に主張せず、山の空気を一息に吸い込んだような、引き締まった幕開けを作る。

中盤は針葉樹の景色へ移る。クラリセージの草感、サイプレスの乾いた木、パインニードルの樹脂が、雪の斜面に並ぶ木々の輪郭をなぞる。冷たさは残ったまま、緑の苦みが香りに厚みを加える。

ヒマラヤン シダーウッドとサンダルウッドが香りの底を支える。高地の杉の乾いた香りを、サンダルウッドのクリーミーな丸みが受け止める。アンブレットシードの柔らかなムスクが全体を包み、冷たい空気の中に人の肌の温度を少しだけ残す。

寒い日の朝や、澄んだ夜に向く。肌に少量つけると、針葉樹と木の香りが近くで静かに続く。甘さを求める日より、空気の冷たさをそのまま纏いたい日に。

香りの構成