ヒマラヤンシダー
ヒマラヤ原産のヒマラヤスギの木材から得られる香料。乾いた鉛筆のようなウッディ感に、ほのかな甘みと樟脳のような清涼感が重なる。
ウッディ
ヒマラヤンシダーについて
ヒマラヤンシダーは、ヒマラヤ山系に自生する常緑針葉樹ヒマラヤスギ(学名:Cedrus deodara)の木材から得られる精油です。マツ科の木で、針葉樹らしい清涼感に、木材の温かい香りを併せ持ちます。香水用には、木材を水蒸気蒸留して得られる精油を用います。
香りの特徴
香りの中心は、**鋭く乾いたウッディノート**です。鉛筆の削りかすを思わせる筋の通った木の香りに、ほのかな甘みと樟脳のような清涼感がかすかに重なります。木の乾いた印象に、樹脂を思わせる丸みもあり、清涼感だけに偏らない落ち着きがあります。
香水での使われ方
ヒマラヤンシダーは、おもにベースノートとしてウッディ、アロマティック、インセンス系のフレグランスに用いられます。乾いた木の芯は、サンダルウッドやベチバー、ラベンダー、ローズマリーといった素材と相性がよく、トップとベースのあいだをつなぐ骨格として働きます。アンバーやムスクと合わせると、乾いた木を柔らかく包む静かな余韻が生まれやすい素材です。


