ビューティフル
ローズ、リリー、チュベローズ、オレンジフラワーを重ね、柑橘で明るさを、木で温かさを添えた豊かなフローラルです。
調香師: ソフィア・グロスマン, ベルナール・シャン, マックス・ガヴァリー
ビューティフルは、「千の花の香り」と紹介されるフローラルです。千という数は豊かさを表す言い方で、公表されているのはローズ、リリー、チュベローズ、オレンジフラワーを軸にした花々の重なりです。そこに柑橘の明るさと、木の温かさが加えられています。
着想は、エスティ ローダーが思い描き、イヴリン ローダーが実現へ導いたビジョンにあります。身につけたすべての女性に、その場でいちばん美しいのは自分だと感じてもらう香りをつくることでした。ロマンティックな性格を表すため、この香りは花嫁の姿で象徴されています。
トップにはローズ、マンダリン、リリー、チュベローズ、マリーゴールドが並びます。マンダリンの軽い果実感が、ローズとチュベローズの濃い花の甘さを持ち上げ、マリーゴールドが少し青みのある草花の気配を添えます。ミドルのオレンジフラワー、ミュゲ、ジャスミン、イランイランが、白い花の厚みをさらに増します。
ベースはサンダルウッド、ベチバー、アンバーです。ベチバーの乾いた根の質感、サンダルウッドのやわらかな木、アンバーの穏やかな温かさが、花束を下から受け止めます。軽やかさよりも、豊かさとロマンティックな華やかさが前に出る構成です。











