ワルザザトは、モロッコのアトラス山を越える香りの旅を描いたインセンス シリーズの作品。古くからのお香のイメージに、スパイスと草の青さを重ねる。熱を感じる香りの中にも、乾いた風が通るような木の輪郭がある。
ペッパーとナツメグの引き締まった辛さに、クラリセージの草を思わせる表情が加わる。ウェンジとカシミアウッドが、お香を支える乾いた木の厚みをつくる。ラブダナムの樹脂、ムスクとバニラの柔らかさが、木とスパイスの硬さに丸みを添える。
お香に、香ばしいスパイスや草の青さも欲しい日に。涼しい日のシャツや上着と合わせ、甘さより乾いた質感を選ぶときに向く。少量で、スパイスの輪郭と樹脂の温もりを楽しみたい。
マーク・バクストンが手がけた2002年のオードトワレ。黒い細身の50mLボトルには銀色のキャップと、オレンジ色の作品名を合わせる。丸い肩と底を持つ円筒形のボトルを、シリーズ共通の白い文字で仕上げる。








