ウェンジ

濃い褐色の木を題材にしたウッディノート。乾いた木の深さと温もりを、お香やスパイス、甘い樹脂に添えます。

ウッディ

ウェンジの濃褐色の木目。Philipp Zinger撮影

ウェンジについて

ウェンジは、濃い褐色の木を題材にしたウッディノートです。名前の由来となる木は、アフリカ中西部に自生するマメ科の樹木 Millettia laurentii の材。木目の深い色と密な質感を、香水では落ち着いた木の印象に重ねます。

香りの特徴

**乾いた木の深さと穏やかな温もり**を表すノートとして捉えられます。青々とした葉や明るい柑橘より、木の肌を思わせる落ち着いた表情が中心です。お香やスパイスに添えると、煙や辛さを支える木質感になります。ウェンジという名前だけで、単一の精油や特定の香料分子を指すものではなく、木のイメージを組み立てたアコードとして香りの中で表現されます。

香水での使われ方

インセンスやラブダナムを含むウッディ、アンバーの構成で、乾いた奥行きを加えるために使われます。ペッパーやナツメグの輪郭を木で受け止め、クラリセージの草を思わせる青さとつながる表情も持ちます。ムスクやバニラの丸みに木質感を重ねると、甘さに落ち着きが生まれます。濃さや煙の強さは、周囲の素材と配合によって変わります。

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