ジャイサルマーは、インドの砂漠にある街を香りで訪ねるインセンス シリーズの作品。カルダモンやシナモンをお香に重ね、乾いた土地を思わせる木と、樹脂の温もりを描く。スパイスのきりりとした輪郭と、アンバーの丸みが並ぶ香りだ。
カルダモンとシナモン、ピメントのスパイスに、お香の煙を重ねる。ピメントベリーの温かな辛さを、アンバーとベンゾインの樹脂が丸く包む。グアイアックウッドとエボニーの濃い木質感が、スパイスと樹脂の間をつないでいる。
温かなスパイスを、料理の甘さよりお香や木の感触で装いたいときに。涼しい日の外出や、重みのある布の上着に合わせやすい。香りの濃さを少量から確かめ、乾いた温もりを楽しむ使い方に向く。
エヴリーヌ・ブーランジェによる2002年のオードトワレ。黒い円筒形の50mLボトルに銀色のキャップを載せ、作品名を紫で印刷する。世界の都市を巡るシリーズの中でも、ボトルは共通の静かな形を引き継ぐ。







