ユアン・マッコール

スコットランドの調香師。2010年に香料の処方・製造を手がける会社を設立し、2019年にクロエ・マレンと香水ブランド、ジョラム スタジオを始めました。

United Kingdom

ユアン・マッコールのポートレート

ユアン・マッコール

スコットランドの調香師。英国の香水ブランドで約10年、コンサルタント兼調香師として働いた。2010年に、香水の処方と製造を担う会社ジョラム ラボラトリーズを設立した。2019年にはパートナーのクロエ・マレンとともに、自分たちの香水ブランドジョラム スタジオを立ち上げた。

経歴

祖父母は園芸の仕事で英国各地に庭を造っており、マッコールは幼い頃から植物や香りに親しみました。修業中に出会った調香師ジョージ・ドッド博士から、ウイスキーの香気や天然香料の研究を学びます。博士が亡くなった後は、残された香料の多くを引き継ぎました。

香りの考え方

題材を決めたら、写真や映画、音楽、建築などを集め、香りの構想を練ります。その間にも試作を進め、天然香料と合成香料を組み合わせて処方を詰めます。スコットランドの香りは控えめでも奥行きがある、と本人は語っています。

代表作

  • 『ケープ ラース』:ブリテン島北西端の海岸が題材です。胡椒の刺激を含む立ち上がりから乳香の煙へ移り、アンバーグリスと海藻が潮の気配を残します。
  • 『パイロクラスム』:北アイルランドの玄武岩とクライド川の造船所を、錆やサフラン、焦げた樹脂の香りで結びます。

手がけた香水