アレクサンドラ・モネ

13歳で調香の道を志し、直感的な素材の組み合わせに明確な構造を与える、dsm-firmenichのフランス人調香師。

France

調香師アレクサンドラ・モネのポートレート

アレクサンドラ・モネについて

アレクサンドラ・モネは、dsm-firmenichで活動するフランス人調香師です。13歳のときにISIPCAの教育課程を知り、香りを職業にする可能性へ強く惹かれました。明るく自発的な発想を出発点にしながら、作品を曖昧な印象で終わらせず、均衡と構造を与える制作姿勢で知られています。

経歴

若い頃からフランソワーズ・キャロンら先達の助言を受け、専門教育を通して調香師への道を進みました。キャリア初期にはミュンヘンで6年間暮らし、ドイツ文化に見いだした秩序や安定を処方の考え方へ取り込みます。その後パリを拠点に国際的なブランドの作品を手がけ、都市と旅の刺激を新しい組み合わせへ変換してきました。

創作スタイルと哲学

まず興味深い原料同士を直感的に組み合わせ、そこへ骨格を加えて香りを成立させるのがモネの方法です。自然素材の個性、グルマンの温度、パチョリや木の官能性を扱いながら、輪郭を失わないバランスを追求します。革新を奇抜さだけに置かず、身につけたときに感情と記憶が動くこと、そして長く読める物語になることを大切にしています。

代表作

  • 『パース』— アロマティックな清潔感と温かな木を均衡させた作品。
  • 『ソレイユ ラリック』— 果実、花、グルマンの光を重ねた香り。
  • 『ヴェニラ バーボン』— バニラの甘さに木とアンバーの奥行きを与えた作品。

手がけた香水