エロス プール オム オードトワレ
ギリシャ神話の愛の神に着想を得て、ミントと柑橘、リンゴの明るさに、ゼラニウムとバニラの甘さ、シダーとベチバーの力強さを重ねた香り。
調香師: オレリアン ギシャール
エロス プール オム オードトワレは、オレリアン ギシャールが手掛けた2012年のオードトワレ。ギリシャ神話の愛の神エロスに着想を得た香りで、ヴェルサーチェは官能性と力強さを体現する、勝ち誇った華やかな誘惑者の香りとして紹介している。公式の香調はウッディ、オリエンタル、フレッシュの三つにまたがる。
トップはイタリア産のレモンとマンダリン、ミントオイル、砂糖煮のリンゴ。ハートにゼラニウムの花、クラリセージのエッセンス、アンバーマックス®が続き、ベースはアトラスとバージニアのシダーウッド、ベチバーとパチョリのエッセンス、サンダルウッド、バニラで締めくくる。ミントの清涼感と柑橘の皮の苦み、甘く煮たリンゴが最初に明るく弾け、ゼラニウムとセージのハーブらしさ、琥珀のような温かさを経て、乾いた木の重みとバニラの甘さへ沈んでいく。
ヴェルサーチェは香りの説明で、ミントの葉、イタリア産レモンの皮、青リンゴが生む輝くような明るさ、トンカビーンやバニラが包み込む官能、シダーやベチバー、オークモスによる男らしい力強さという三つの面を挙げている。
爽やかな入りに対して甘さと木の量感がはっきりしているので、日が暮れてからの外出や、香りの存在感を出したい装いに合わせたい。構成からの提案だ。掲載の100mLボトルは透明感のある青いガラスで、中央にメドゥーサ、周囲にグレカ模様の刻印を施し、キャップに金色のアクセントを添えている。












