森林浴という日本の習慣から着想を得たフォーリング ツリーズは、森をゆっくり歩く場面を樹脂と苔の質感で描く。始まりはジュニパーとベルガモットの涼やかさに、ブラックペッパーの鋭さが重なる。中心ではオリバナム、ミルラ、エレミが木肌を思わせる樹脂の厚みをつくる。ベースのオークモスは苔の緑を、シプリオールは土の気配を添え、ベンゾインの琥珀を思わせる甘さが全体を包む。創作者アリア・ラザが描こうとした森の奥にある静けさと美しさを、風、樹皮、光のイメージとともにたどれる構成。甘さを控えた木と樹脂の香りをまといたい日に合う。








