エロティコンは、グスタフ・マハティの同名映画から着想を得た作品。恋愛や欲望を、花束よりも柔らかなグルマンの質感で描いている。チョコレートの甘さの中へスパイスを入れ、穏やかさと緊張が一緒にある雰囲気を作る。
トップはチョコレート、ジンジャー、ピンクペッパー。ハートのバニラとトンカビーンが温もりと粉を思わせる柔らかさを加える。アンバー、ムスク、パチョリ、サンダルウッドのベースが、お菓子を思わせる甘さへ木や肌の陰影を重ねる。
静かな映画の夜や、柔らかなニットに深みを添えたいときへ。甘さの中にジンジャーの刺激も求める人が試したい。2019年に登場したヒールマンの作品で、現在のパルファムは50mLの透明なガラスと木製キャップを用いている。








