どれほど激しい吹雪の中でも止まらない街、ニューヨーク。ジェローム・エピネットのフラッシュバック イン ニューヨークは、この街へのオマージュとして生まれた。写真は、この街を撮り続けてきたヴィヴィアン・グクワによる。
この香りは、ニューヨークを「氷の下の火」にたとえ、その過剰さと驚くべき可能性にふさわしい構成をめざした。幕開けはクミン、サフラン、クラリセージ。温かみのある香りのスパイスに乾いた草の苦みがぶつかり、ホワイトリネンのアコードが洗いたての布のような白さを差し込む。冷たさと熱が、最初から同じ場所にある。
バイオレットとジャスミンの拍子に合わせて、レザー調のノートがぬくもりを添える。そのあと香りはゆっくりした動きに変わり、バーチスモーク、パピルス、ベチバーの煙たい木の層へ沈んでいく。










