ソーニ(イタリア語で「夢」)は、心がまだ遠い場所に残っている、夢と現実のあいだで宙づりになった一瞬を描いた香りです。日本への旅の記憶、川端康成の文学、黒澤明の映画、盆栽への愛着が下地にあり、温かいウッディで綴った「日本の夢」とされています。
もう一つの出発点は、異なる木々で時間や生の流れを語る、完璧なウッディを作りたいという長年の試みでした。始まりは畳と日本の松葉です。雨のやんだ京都の古い旅館に身を置き、そばには温かいご飯の椀があって、暮らしの簡素さと清らかさを思い出させます。
やがて竹林の青く澄んだ透明な香りに意識が向き、ピオニーが感情を込めた俳句のように花を添えます。最後は夜明けの光が、サンダルウッドとシダー、そして香道の儀式を思わせるインセンスのアコードを包み込みます。















