スペインの町ペドラマラ。ゆるやかな丘の斜面に、色あせたメルセデスが置き去りにされ、風雨にさらされています。車は伸び放題の緑にすっぽり覆われ、注意して見なければ気づかないほどです。葉の陰に残る革張りの内装には、リコリスを思わせる甘さがあります。その向こうには、シエラ・ベルニアの山影とサイプレスの木々。ヴォワイユール ヴェルデは、2008年のこの光景から生まれた香りです。
香りでは、ベルガモット、マンダリン、サイプレスが、咲き開くアイリスとイランイランに混じり合います。そこへフェンネル、フランキンセンス、ウッドが、ハーブの青さと樹脂の匂いを加えます。
ローズウッドやシダーウッドの乾いた香りの奥に、車の内装を思わせるレザーがのぞきます。










