ベチバー オーバードライブは、ニューオーリンズからナッシュビルへ向かう夜のドライブ、午前5時47分の場面から始まります。ミシシッピ・デルタに夜が明けかけ、ラジオからはブルースが流れています。着想の核は、ブルーノートが生む光と闇、喜びと憂いのコントラストです。
香りはそのコントラストをたどります。アロマティックで明るいベルガモットとゼラニウムから、ベチバーのアコードがシダー、アンブロキサン、ムスクの低く深い音域へと滑り降りていきます。柑橘の光とゼラニウムの青みのある花らしさが、土を思わせるベチバーを経て、乾いた木とアンバーを思わせる温かさへ沈んでいく流れです。
ブランドはこの香りを、増幅された木と表現し、ウッディ、アロマティック、エレクトリックと言い表しています。題名のオーバードライブはギターの音を歪ませるエフェクトの名でもあり、その表現とよく響き合います。
調香はスタジオ フレア、音楽は「アメリカン・ルーツ・ブルース・ギターの魔法使い」と評されるナッシュビル生まれのギタリスト、ジャスティン・ジョンソンです。





