タピ ヴォラン

ひんやりとしたアルデヒドとベルガモットに淡いキャロットの土っぽさが重なる立ち上がりから、アイリスとジャスミンが織りなすパウダリーな空中庭園へと移ろい、最後はベチバーとサンダルウッド、トンカが描く滑らかなオリエンタルウッディが静かに肌を包みます。

リキッド イマジネール

調香師: ニスリン・ブアザウィ・グリエ, カンタン・ビッシュ

Liquides Imaginaires タピ ヴォラン 100mL ボトル

タピ ヴォラン

ひんやりとしたアルデヒドとベルガモットに淡いキャロットの土っぽさが重なる立ち上がりから、アイリスとジャスミンが織りなすパウダリーな空中庭園へと移ろい、最後はベチバーとサンダルウッド、トンカが描く滑らかなオリエンタルウッディが静かに肌を包みます。

香りの展開と個性

立ち上がりはベルガモットとアルデヒドが描く涼やかな光のブリーズに、ほんのり土っぽいキャロットシードが重なり、宙に浮かぶ織物に陽光が差すような印象です。やがてアイリスとジャスミンが穏やかなパウダリーさと柔らかなスパイスを運び、花と香辛料が揺れる「空中庭園」のような情景へ。ラストはベチバーとサンダルウッド、トンカビーンが滑らかで僅かに土を帯びたウッディさを築き、重すぎず甘すぎない、黄金のオリエンタルカーペットが地上をなめらかに滑空するような包み込みを残します。

こんな人・場面に

肌では立ち上がりの抽象的で涼やかなアルデヒド調から、次第に穏やかなパウダリー・フローラルと滑らかなウッディへと移ろう、控えめで洗練された香りのヴェールとしてまとえます。主張しすぎない中程度の放ち方でオフィスや旅にも適し、穏やかな気候や少し冷える季節に、フレッシュさとやわらかなオリエンタルの心地よさを同時に楽しめる一本です。空気感のあるアルデヒドとパウダリーなアイリス、滑らかなウッディのバランスから、春と秋に最も心地よく、冬でも穏やかな温もりとして楽しめる香りです。真夏の高温下ではやや重く感じる場合がありますが、穏やかな気候なら通年で活躍します。拡散性は放ち方は中程度で、最初の数時間は周囲にふんわり届きつつ、その後は肌寄りの穏やかなオーラとして続く、上品で控えめな香り立ちです。持続性は中程度からやや長めで、肌上でおよそ7〜9時間。トップの明るい印象が落ち着いた後も、アイリスとウッディの柔らかなヴェールが穏やかに残ります。

調香師とボトル

2019年発売のオードパルファムです。調香師はカンタン・ビッシュ、ニスリン・ブアザウィ・グリエです。リキッド イマジネールらしい意匠の100mLボトルです。

香りの構成