ヘル オブ ア ローズ

ローズの明るさに、ベチバーの煙と木の陰影、アンブレットのムスクを思わせる質感を重ねる香り。灰の中から立ち上がる花の強さを描く。

ランコム

調香師: ナタリー・ローソン

ヘル オブ ア ローズ 100mL ボトル

ヘル オブ ア ローズは、灰の中から立ち上がるバラを、煙と木の陰影で描いたオードパルファム。ナタリー・ローソンが手掛け、2024年のアプソリュ レ パルファンとして発表された。困難の中でも力強さを失わない花が着想になっている。調香師は、ローズとベチバーの明暗を際立たせ、木の表情を花に重ねた。ベチバーの煙を思わせる深さと、爽やかな側面の両方で、ローズに新しい強さを与えることを目指した。

核となるセンチフォリアローズには、蜂蜜や洋梨、ライチを思わせる柔らかな花の甘さがある。ダマスクローズのエッセンスも、花の豊かな表情を添える。ベチバー エッセンスは、温かくスモーキーな木の質感に、グレープフルーツを思わせる爽やかな酸味を含む。アンブレット アブソリュはムスクや木のふくらみに、苦みと熟した果実を思わせる表情を重ねる。ハロー構築の中で、ローズの明るさ、煙の陰影、ムスクを思わせる質感が一緒に響く。

花の香りに、乾いた木や煙の深さも欲しい人に。落ち着いた色の服で出掛ける日や、ローズの違った表情を試したい時間に選んでみたい。採用した100mLは、茶色を帯びた液体を見せる透明な円筒形ボトル。金色のキャップと丸い銘板を備え、正面にHELL OF A ROSEとブランド名を置く。厚いガラスの底にはバラの造形があり、花の輪郭を温かな液色の中に映している。

香りの構成