ウード ブーケ

濃厚なウードを、ローズとプラリネの甘く丸い感触で包む香り。花の明るさに、木の暗い陰影とアーモンドやキャラメルを思わせるコクが重なる。

ランコム

調香師: ファブリス・ペルグラン

ウード ブーケ 100mL ボトル

ウード ブーケは、深いウードに、ローズとプラリネの豊かな甘さを合わせたオードパルファム。ファブリス・ペルグランが手掛け、2024年のアプソリュ レ パルファンとして発表された。ドメーヌ・ド・ラ・ローズの夏の夜を背景に、花が持つ柔らかさと、ウードの暗く熱を帯びた表情を重ねる。調香師が目指したのは、グルマンの甘さを取り込んだウード。ローズにも黒糖を思わせるコクを感じさせ、濃厚な木の香りを花と菓子の質感で包む。

核となるセンチフォリアローズには、輝く花びらと蜂蜜、洋梨を思わせるふくらみがある。ウードウッドは力強い木の深さに、温かなアニマリックさとスパイスを添える。プラリネ アコードはアーモンド、ヘーゼルナッツ、キャラメルを思わせる濃厚な甘さで、花と木の間を満たす。ローズを中心に据えるハロー構築の中で、花の明るさ、ウードの謎めく陰影、プラリネの甘く丸い感触が一緒に響く。柔らかさの中にも、濃い木の存在感を楽しめる組み合わせだ。

甘い香りにも木の深さを求める人や、ローズに少し大胆な表情を加えたい人に。夜の食事や、ゆっくり装いを楽しむ外出で試してみたい。採用した100mLの円筒形ボトルは、琥珀色からオレンジ色を帯びた液体を見せる。金色のキャップと丸い銘板を合わせ、正面には作品名とブランド名を置く。厚いガラスの底にバラの造形を見せ、花と温かな甘さを思わせる意匠になっている。

香りの構成