ブルー フレイムは、食事の終わりに置かれる小さなグラスと、その底で揺れる青い炎を思い描いた香水です。涼しいハーブ、アニスの甘さ、残る温もりを、ルカ・マッフェイがひとつの流れにしています。
指でひねったレモンの皮のような明るさと苦みから、ミントの涼しさ、コリアンダーシードの乾いた香りへ続きます。中心にあるサンブーカのアコードは、アニスリキュールの後に残る、冷たく澄んだ甘さを表します。ヨモギの葉がハーブの苦い陰影を添え、ホワイトジャスミンが花の気配を加えます。
後半はベチバーとシダーの乾いた木の香りに、ベンゾインの温かさが重なります。ホワイトムスクが肌に近い余韻をまとめ、冷たく始まった香りが、次第に温かい表情へ落ち着きます。低い照明の食卓を、甘いハーブと木の対比で描いた作品です。









