ヴェント インペトゥオーソは、聖書に描かれた激しい風を題材にしている。山を裂き、岩を砕く風と、その騒がしさの中にある不在のイメージが着想だ。混沌の中で必要なものへ目を向けるという場面を、根や木の深さ、石の硬さ、樹脂と風の異なる質感で描いている。
主題にはベチバー、グアイアックウッド、シプリオル。対主題にはバーチ、石のアコード、カシュメラン、コーダにはスチラックス、ケード、風がある。土や根を思わせる深さと木の輪郭に、石の冷たい質感、樹脂の温かさ、煙を思わせる表情が並び、空気が動くような広がりを添える。
乾いた木や根、煙の印象に、硬い石の質感も求める時に。50mLの縦長の透明なボトルには黄色の液体が見え、銀色の耳のような大きなキャップが左へ垂れる。赤い作品名を載せた白い三角形のプレートと、厚いガラスの底が造形を引き締めている。








