ノートルダム 15.4.2019は、パリの大聖堂の火災を題材に、煙だけでなく、石を伝う水と開いた天井から届く光を描く作品。聖堂の音楽を守る人々の活動を支える目的も込められている。木やインセンスに柑橘、ハーブ、花の表情を重ね、傷を受けた場所に残る営みへ目を向けている。
主題はパチュリ、ベチバー、モス、プレシャスウッズ、トンカ、アンバー、サンダルウッド。対主題にはスズラン、ゼラニウム、アンブレット、コーダにはネロリ、バジル、コリアンダー、ジンジャー、アイリス、レモン、オレンジ、ベルガモット、インセンス、ガルバナムがある。乾いた木と温かな甘さに、葉と柑橘の明るさ、花の柔らかさが並ぶ。
木とインセンスの深さに、青さや柑橘の明るさも求める時に。100mLの丸い透明なボトルには黄色の液体と厚いガラスの底が見える。焼けた木を思わせる大きな黒いキャップに、作品名を記した不規則な金属板が釘で留められている。



















