ネビア デンサは、濡れた苔の間に落ちた枝と、木々の中のおぼつかない足取りを描く香り。霧の中では物の大きさや地平線の感覚が失われ、暗い緑の形さえ薄い雲に組み替えられていく。森を大聖堂のように捉える着想へ、根と木の深さ、露の湿り気を組み合わせた作品だ。
主題にはベチバー、サンダルウッド。対主題にはボタニカルムスク、パロサント、コーダには露がある。土や根を思わせるベチバーと柔らかな木の質感に、ムスクの丸み、パロサントの芳香のある木の輪郭を重ね、葉に付く露を思わせる冷たさを添える。
木や根の異なる質感と、霧の中の湿った空気を楽しみたい時に。50mLの縦長の透明なガラスには淡い黄色の液体が見える。銀色の大きな耳のようなキャップが左側へ垂れ、作品名を記した白い三角形のプレートと、ガラスの厚い底が造形を作っている。




