ベチバーの根から採れるオイルを軸にした、土の香りの香水です。湿った苔の冷たさ、コニャックの蜂蜜のような甘さ、乾いたタバコの葉が重なり、根そのものを掘り起こしたような重さを作ります。
つけた直後は、コニャックの甘さとキャロットの土っぽさが前に出ます。ベチバーはまだ奥にいて、湿ったオークモスが輪郭を冷やします。時間が経つと酒気が引いていき、ベチバーの根とサンダルウッドが中心へ移ります。
タバコ アブソリュートは煙ではなく、乾燥した葉の質感として効きます。トンカビーンの甘さがその乾きを包み、最後は木と土の落ち着いた香りに寄っていきます。
秋から冬の、落ち着いて考えたい時間に向きます。厚手のニットや革の小物を選ぶ日にも似合いそうです。






