エリザイアの最初の一本とされる香りです。調香師ピエール・ネグランは、創設者兼アートディレクターのモノクローム作品から着想を得て、まばゆい光を探すように黄色を組み立てたと語っています。構造はコロンのように軽やかでありながら、濃度27%のエクストレ ド パルファムとして仕上げられているのが特徴です。トップではカラブリア産ベルガモットの澄んだほろ苦さに、グレープフルーツの花のみずみずしさと、グアテマラ産カルダモンのひんやりしたスパイスが重なります。ハートではイタリア産オレンジブロッサムのアブソリュートとシチリア産レモンが明るさを保ち、アンブロックスが肌に近い、ミネラルを思わせる温もりを添えます。ベースはソマリア産インセンス、ハイチ産ベチバー、イタリア産サイプレスとムスク。柑橘を蛍光色に近いほど鮮やかに押し出したいという創設者の依頼を、甘さではなく乾いた木と樹脂の陰影で受け止めています。陽射しのような柑橘を、軽いコロンよりも芯のある形でまといたい人に向く一本です。









