ボワコルセ

アラビカコーヒーの苦い陰影と、サンダルウッドとトンカビーンズの柔らかさで樹皮の二面性を描く香りです。

ディプティック

調香師: オリヴィエ・ペシュー, ナタリー・グラシア=セット

Diptyque / Bois Corsé ボトル

ボワコルセ

この香水について

Diptyque(ディプティック)のBois Corsé(ボワコルセ)は、2024年にレ ゼサンス ドゥ ディプティックの初期5作の一つとして登場したオードパルファンです。公式の3つのキーノートは、アラビカコーヒー、サンダルウッド、トンカビーンズ。濃いコーヒーの飲み物を再現するのではなく、樹皮の粗い外側と守られた柔らかな内側を香りへ置き換えます。名前のcorséは「コクのある、力強い」を意味し、樹皮を意味するécorceにも響きます。

香りの特徴

つけ始めは、深煎り豆、無糖カカオ、焦げた木片のような暗く乾いた印象が中心です。しばらくするとサンダルウッドのミルキーな木肌と、トンカビーンズのアーモンドや干し草を思わせる温かさが広がります。公式はトップ、ミドル、ベースへ分けず、3素材を並列のキーノートとして示しています。肌によっては最初から甘く感じたり、3素材がほぼ同じ比率で続いたりするため、時間変化には個人差があります。

こんな人・場面に

甘いカフェ香水より、コーヒーの苦味を静かなウッディノートとして楽しみたい人に向きます。秋冬のディナー、ホテルラウンジ、美術館、書店、静かなカフェなど、近い距離で質感を確かめる場面に合わせやすい香りです。肌では約4〜8時間が中心ですが、持続と甘さの出方には幅があります。高温多湿の夏は重く感じやすいため、夜や冷房下で少量から試すのが無難です。

香りの構成

エピソード