ディプティック
1961年にパリで三人の芸術家が創業した香りと装飾のメゾン。旅、自然、絵画の記憶を、キャンドルと香水の自由なパレットへします。
France
ディプティックについて
ディプティックは、画家、舞台美術家、建築・装飾に関わる三人の友人が、旅で集めた物と自作の布を並べる店から始めたパリのメゾンです。香りを独立した高級品に閉じず、絵、部屋、物語や日常の身振りと行き来する感覚に変えます。
ブランドの歴史
デズモンド・ノックス=リート、イヴ・クエラン、クリスティアーヌ・モンタドル=ゴートロが1961年、サンジェルマン大通りの34番地に店を開きました。1963年には実用品だった香り付きキャンドルを装飾的・感覚的なオブジェへ転換し、1968年には最初のオードトワレを発表。楕円ラベル、踊るような文字、異国の品々を組み合わせた店の編集感覚が、香水事業にも受け継がれています。
フィロソフィーと特徴
自然を標本のように固定せず、旅先で見た植物、湿度、紙、木、室内の光を、記憶の揺らぎごと再構成します。ノックス=リートが画家のパレットのように原料を混ぜた姿勢は、異なる調香師との協働でも共通する基準です。写実と空想、洗練と手描きの親密さを同居させ、香りと視覚を二枚折りの絵のように響かせます。
代表的な香水
- 『フィロシコス』— 葉、果実、木まで含むイチジクの木全体を、乾いた光にまとめた作品。
- 『ロンブル ダン ロー』— カシスの葉とローズを、水辺の緑と影にまとめた作品。
- 『タム ダオ』— サンダルウッドを、寺院の木と遠い旅の記憶にまとめた作品。




































