トレロ
十二支の丑年に着想を得て、牛を思いがけない角度から解釈した香りです。グレープフルーツのほろ苦さとローズ・ド・メを、シプリオルとベチバーが受け止めます。
調香師: クリスチャン・プロヴェンツァーノ
トレロは、十二支の丑年に着想を得た香りです。公式は闘牛について、象徴や伝統をもつ一方で、牛の扱いへの衝撃と恐ろしさが華やかさを上回ると明言しています。そのうえで、丑年生まれに結びつけられる勤勉さ、強さ、忍耐、誠実さといった性質に目を向けています。
この香りは、牛を思いがけない角度から解釈したものとして紹介されています。説明文が描くのは、メロンと洋梨のみずみずしさを含んだジャスミンと古典的なローズ・ド・メ、苦みのあるカシスの葉、そしてシプリオルの墨のような煙です。
トップはグレープフルーツ、レモン、ナツメグ、ハートがローズ・ド・メ、カシュメラン、ジャスミン、ベースはグアヤックウッド、シダーウッド、シプリオル、ベチバー、ムスク、アンバーです。グレープフルーツの皮のようなほろ苦い明るさが全体に行き渡り、ナツメグの温かな刺激とカシュメランの柔らかな木の質感が花を包みます。
ベースでは、くすぶるように燃える暗い木々と根のようなベチバーが、明るい柑橘と対照をなします。華やかな花とほろ苦い柑橘を、乾いた木と土の重さで受け止める構成です。











