アブセント プレゼンス

シドニーの詩にちなむ香り。ガルバナムの青さのあと、すみれがレザーと木の香りの奥から繰り返し現れます。

ボーフォート ロンドン

調香師: ジュリー・ダンクリー

ボーフォート ロンドン アブセント プレゼンス 50mL ボトル

名前は、エリザベス朝の詩人フィリップ・シドニーのソネット集『アストロフェルとステラ』の一行「O absent presence, Stella is not here」から取られています。姿が見えなくても、気配が残る人のことを歌った一行です。「アブセント プレゼンス」は、その不在の手触りを香りにした一本で、ボーフォート ロンドンの「レヴナンツ」コレクションを締めくくる作品です。

公式によると、ブランドの香りのなかで天然原料の比率がもっとも高い作品です。バイオレットリーフ アブソリュート、ブルボンベチバーオイル、スモーキーなレザー、ブラックペッパーオイルを多く使っています。トップのベルガモット、ガルバナム、ペッパーは青く鋭く立ち上がり、つかもうとする前に遠ざかっていきます。

ハートではジャスミンとバイオレットが濃く咲き、ベースにはレザー、サンダルウッド、ムスク、アンバー、シダーウッドが続きます。温かな革と木の下から、すみれのハートが寄せては返すように何度も戻ってくる。すみれが遠ざかっても、また気配が戻ってきます。コレクションのほかの作品と同じく、賦香率30%のオードパルファムです。

香りの構成